たまには「知的財産」について考えよう


白田さんの論文がおもしろい!
「私がいま信頼できる10人の学者」のひとりである白田さんが、書き下ろしで「知的財産」に関する論文をアップしております。
それほど長くないし、わかりやすいし、ユーモラスで読みやすい。
たまには「知的財産」について考えてみよう、ということでぜひご一読ください。超おすすめです。

白田秀彰
「ほんとうの知的財産戦略について」
http://orion.mt.tama.hosei.ac.jp/hideaki/pdf/trueheritage.pdf

私は、白田さんの「知的財産」に関する考え方には全面的に賛成しています。
出版社として、白田さんの思考をどのように実践できるのか考え、とりあえずやってみたのがアマゾンドットコムでの「なか見!検索」への参加でした。
また、この論文はいまさっき読了したのですが、昨日にはGoogleの「ブック検索」に参加するためにネット上で登録を済ませ、宅急便で本を送ったところでした。しばらくすると双風舎の本はGoogleで、一カ月のあいだに全体の20%が無料で読めるようになります。


Googleによる「ブック検索」の説明会では、「そんなことをしたら、本が売れなくなるんじゃないか……」というベタな疑問を抱くおっさんがおりましたが、そういうおっさんにこそ、白田さんの論文を読んでもらいたいものです。