編集実況

 『デリダの遺言』は、再校の直しまで終了。一応、来週になったら念校をとって確認。最初の校正が初校、つぎが再校。さらに念を押す場合には念校をとる。カバーやオビの進行も順調。ほぼ予定どおりの発売が確定。
 『限界の思考』。第一章と四章、五章の再校が終了。第二章と三章の再校待ち。来週末の入稿まで、まったく手が抜けない。山場は超えていないが、なんとかなりそうな目途はついてきた。MさんKさんモリモト印刷さんデザイナーさん、ありがとうございます。ツカ見本(実際に使用する用紙で、カバーなしオビなし本文なしの見本をつくったもの)が届く。456ページだが、今回は薄めの紙を本文に使うので、ツカ(厚さ)は21mmくらい。宮台さんの本だと、『透明な存在の不透明な悪意』(春秋社刊)と同じくらいの厚さになる(ちなみに同書は282ページ)。重量感あり。