2005-07-01から1ヶ月間の記事一覧

仲正昌樹×北田暁大 トークセッションのお知らせ

一昨日、三省堂さんと打ち合わせた結果、以下のようなかたちで仲正×北田トークを開催することになりました。いろいろ日程の調整はできたのですが、あえて「9.11」にやることにしました。 時事的な問題に関するおふたりの解釈を主軸にしつつ、「保守主義」や…

外務省は何をしたいのか?

7月27日に、東南アジア諸国連合と中国・日本・韓国(ASEANプラス3)の外相会議が、ラオスの首都ビエンチャンで開催しました。ところが、日本の町村外相は、国連安保理改革の調整を理由に、何と欠席。ASEAN外相会議で日本の外相が欠席したのは初めてのことで…

打ち合わせ

今日は、生きづらさ系ライターのロブ@大月さんと会いました。先日、日テレの「ドキュメント2005」で、家族で丸ごと出演していて、びっくりしました。 馬鹿話がほとんどでしたが、有益な話もできて、今後の展開に期待が持てました。ロブさんは、柔和で人当た…

情報収集の件

おかげさまで、たくさんの事例があつまりました。いただいた情報は、私自身が裏付けをとったうえで、利用させていただきます。みなさまのご厚意に、深謝いたします。 名前があがった方がたの悪口をいうために、情報を収集しているわけではありません。悪口が…

教えてください!

このブログを読んでいる方に、お聞きしたいことがあります。もちろん自分でも、徹底的に調べるという前提です。ちょっとした本の企画で、「データがあったら助かるなあ」という感じの質問です。 いずれも、著名作家や著名ルポライターなどが、ふだんは権力と…

打ち合わせ

昨日、『不登校は終わらない』の著者である貴戸理恵さんにお会いして、企画の相談をしました。同書の内容について、東京シューレと一悶着あったのは、みなさんもご存知だと思います。 私が以前、代表をやっていたK社は、登校拒否や不登校の「業界」ではなか…

『冷戦文化論』の書評

『週刊読書人』7/29号に、丸川哲史著『冷戦文化論』の書評が掲載されました。 評者は首都大学東京の本橋哲也さん、タイトルは「戦後史の欠落を暴き出す」です。よろしければ、読んでみてください。冷戦文化論―忘れられた曖昧な戦争の現在性作者: 丸川哲史出…

仕事の話――編集実況――

マジレンジャー・ショーやら盆踊りといったイベントの合間に仕事をして、第1章の本文と脚注のチェックが終了。即入稿。加筆の影響で、脚注が130カ所になっていた。本日午前、プリントアウトした本文と脚注を、印刷所に持っていく。 なぜ持っていくのかという…

セキュリティ

ロンドンやエジプトでテロが起きました。ロンドンでは、厳重に警備をしているなか、2回目のテロが起きました。 これらの事件でわかったことは、いくらセキュリティを高めても、それは所詮、人間がつくったものなのであり、ミスも抜け道もたくさんあるのだか…

子どもイベント三昧

日中は、娘と後楽園にいって「マジレンジャー・ショー」と「プリキュア・ショー」を観ました。 夕方は、諏訪神社の盆踊りにいってきました。 祭りや盆踊りなどに参加するたび、「あまりに隣人とべたべたするのも嫌だけど、地域コミュニティーが活きている街…

『ダカーポ』8/3号のインタビュー記事

同誌8/3号の第2特集は「大『朝日』が沈む日!?」。この特集のなかの「新聞なんてどれも同じ記事だから男性も『家庭欄』で決めてます」という記事で、なぜか私が2ページにわたってインタビューに答えています(93-94ページ)。 ようするに、もはや大新聞には内容…

会社の話――編集実況など――

第1章の原稿がすべてそろった。用語用字の統一と誤字脱字のチェックをパソコンの画面上でおこない、プリントアウトする。第4章と第5章のゲラが届く。プリントを素読みしているところで、トークの時間になる。電車のなかでプリントの素読みをつづける。昨日の…

トークセッション、無事終了

倉田真由美さんと宮台真司さんのトークセッション「君の瞳に恋してる!?」ですが、無事に終了しました。ゼミを終えて、急いで来てくれた宮台さん。みのもんたの「朝ズバッ」出演で午前4時から起きている倉田さん。そして寝不足で思考が止まりつつあった私。お…

倉田真由美×宮台真司トークセッション「君の瞳に恋してる!?」

選挙ではありませんが、最後のお願いをさせていただきます。 まだ残席がございますので、ぜひご参加くださいませ。 倉田真由美×宮台真司トークセッション「君の瞳に恋してる!?」 ■2005年7月21日(木)19:00〜20:30(18:30開場) ■会場:東京ウィメンズプラザ…

浦沢直樹の『モンスター』をDVDで観る

最近、『モンスター』に、はまっています。仕事の合間についつい観てしまいます。ビデオ屋には15巻までしかないのですが、5日間くらいで全部観てしまいました。話の先が気になります。先日、深夜にテレビをつけたら、『モンスター』を放映していました。まだ…

会社の話

本日午前に会計事務所の方がくるので、現金の出入りや通帳、業者への支払、郵便振替、通帳、印税、請求書などを一通りチェックする。 昨日、とても申し訳ない気分で、『限界の思考』の発売延期を知らせる「お詫びファックス」を、全国の書店に送った。 第1章…

神奈川大学評論のシンポ「日本社会論」

土曜日に、我が母校・神奈川大学にいってきました。 自宅から1時間半くらいかかるため、通常ですと非常勤の講義があるとき(年5回くらい)しかいきません。講義といっても、「カンボジア経済」という仮テーマを設定しておきながら、生きづらい日本社会をどう生…

「厨」について

VanDykeParksさんに「厨」の意味を教えていただきました。「『厨房』→『中坊』→『中学生』となんていうか、未熟者みたいな意味です。ようするに、ポストモダンを中学生みたいに、ぶんぶん振りかざしているだけだ、とw」とのこと。ありがとうございます。 今…

会社の話 ――編集作業の実況――

第1章のほとんどが届いたので、用語チェックを開始。明日までに残りの原稿が届くのを祈る。届けば、第1章が月曜に入稿できる。 発売が延期になることを書店に知らせる「お詫びの手紙」を書く。この手紙を一両日中に、注文をくれたすべての書店にファックスで…

2.26事件

こんなことがあるんですね。 読売新聞7月12日付朝刊のトップで、「2.26事件から69年 将校ら17人の遺書発見」という記事を読んで、驚きました。 http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20050712it01.htm ちょうど宮台思想塾で2.26事件の周辺を勉強している…

これはギャグなのでしょうか?

読売新聞によると、「扶桑社教科書、大田原で選定 教師の意見決め手(栃木)」なのだそうです。そのうち消えるかもしれませんが、一応、記事を貼っておきます。 http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/news2/20050713wm00.htm 以前、四国・松山を旅したときに、や…

「つくる会」の教科書が採択された件について

以下、コメントへの応答が長くなりそうなので、日記の本文に記します。内容は、「つくる会」の教科書が採択された件に関する問題です。 Pyotrさん、ご丁寧にどうもありがとうございます。私も言葉足らずで、議論が巻き起こるように仕向けている部分もありま…

会社の話 ――編集作業の実況――

脚注の追加が終わったら、すべての原稿を一度、プリントアウトします。さっと読んで、誤字脱字などのチェック。この作業に数時間をかけ、問題がなければ、これで入稿用のテキスト原稿は完成します。ちなみに入稿とは、組版屋さんや印刷屋さんに原稿を入れる…

仲正さんと北田さん

トークセッションの打ち合わせで、仲正昌樹さんと北田暁大さんに会いました。9月11日の夕方に、三省堂書店神田本店でやる(予定の)イベントの打ち合わせです。せっかく根津に来ていただくのだから、ということで、串揚げで有名な「はん亭」で食事をしながらの…

ノンフィックス ナックルズ Vol.2

「世の中の理不尽に喧嘩を売る雑誌」の第2号が届きました。久田さん、いつもありがとう! 特集は「ニュースを信じるな!」。今回は、電通やバーニングなどの芸能界タブー、そして北朝鮮タブーなどに斬り込んでいます。友人の渋井哲也さんが「『王子』と呼ば…

会社の話 ――編集作業の実況――

忙しくなってくると、以前の日記で番号を確認する気力がないので、以降の「会社の話」は番号をふりません。あしからず。 『限界の思考』の作業がようやく本格的に動き出しました。どうなると本格的に動き出すというのでしょうか。著者に送ってあったテキスト…

『限界の思考』の発売延期

宮台真司×北田暁大著『限界の思考』ですが、編集作業がたいへん遅れておりまして、発売は9月9日ころになってしまう予定です。申し訳ありません。 とはいえ、お待たせするだけの価値があるように、著者が大幅な加筆をおこなっております。当初、256ページで出…

宮台思想塾

諸般の事情がありまして、はじめて欠席しました。今月は20日にもおこなわれるのですが、それもほぼ欠席が確定。とても残念です。継続は力なり、ですからね。

内田春菊さんと打ち合わせ

昨年、吉野斉著『レクイエム』という本を出しました。解離性同一性症候群(いわゆる多重人格)の女性による手記です。こういう人が世に存在するということを、ひとりでも多くの人に知ってもらいたい、という動機で出した本です。 治療が困難で、症状も重く、社…

倉田真由美×宮台真司トークセッション「君の瞳に恋してる!?」

平日の夕方ということで、集客に苦戦しております。 ぜひご参加くださいませ。 ちなみに、私が司会をやります。 倉田真由美×宮台真司トークセッション「君の瞳に恋してる!?」 ■2005年7月21日(木)19:00〜20:30(18:30開場) ■会場:東京ウィメンズプラザホ…