2005-09-01から1ヶ月間の記事一覧

阪神タイガース、優勝おめでとう!!!!!

というわけで、私は東京生まれの神奈川育ちですが、「掛布・バース・岡田」で優勝して以来、阪神タイガースのファンです。だからといって「阪神寄りだから、双風舎の本は買わないぞ」なんていわないでくださいね。できれば。まあ、阪神ファンであることを告…

編集実況

『デリダの遺言』は、再校の直しまで終了。一応、来週になったら念校をとって確認。最初の校正が初校、つぎが再校。さらに念を押す場合には念校をとる。カバーやオビの進行も順調。ほぼ予定どおりの発売が確定。 『限界の思考』。第一章と四章、五章の再校が…

白田さんに会う

先日、拙ブログで紹介し、コメントまでいただいた、白田秀彰さんと国立で会いました。情報、著作権、ハッカー、アーキテクチャー、大学、自由などをキーワードに、刺激的な話しを聞くことができました。 いつ出すのかはわからないけど、とりあえず双風舎から…

久々に講義してきました

そういえば、月曜日、ひさびさに神奈川大学で授業をしてきました。経済学特講なるコマで、アジア各国を研究対象にする研究者(および私のような研究者もどき)が、だいたい1カ月ずつ講義を担当します。私は10月担当。 編集屋というアコギな商売をやりつつ、「…

『限界の思考』のあとがきがアップされました!

先日の予告どおり、MIYADAI.comに宮台さんによる『限界の思考』のあとがきがアップされました。まるで「こんなに面白い本なんだから、買わなきゃ損ですよ」と書いていただいた(もちろん隠喩として)ようで、誠に恐縮しております。 以下で読めますので、ぜひ…

編集実況

ゲラが500ページ分くらいやってきました。この2日間で、寝られたのは3時間くらいです。このペースが、あと2〜3日はつづきます。来週は、もっとすごいことになりそうです。とにかく2冊同時刊行の不可能性を克服し(宮台的表現! ゲラの読みすぎですなあ……)、停…

護送船団&保身の権化としての新聞労連

自称イカサマ・アナウンサーの松浦大悟さんが「不機嫌な日常」というブログをやっています。双風舎の著者の情報などがひんぱんかつていねい更新され、とてもお世話になっています。 本日付の同ブログは、「『労働組合』という名のエゴ」というエントリーです…

禁煙・喫煙問題

気をつけて書かないと「炎上」しそうなネタなので、気をつけて書きます。 いま私は、マイルドセブン・ライトというタバコを吸いながら、『限界の思考』という本の校正をしています。わが賃貸アパートは3部屋あって、そのうちの1部屋の、さらに半分のスペース…

往来堂書店の店長さんがブログをはじめる

ご近所の書店で、双風舎の本も置いてもらっている千駄木・往来堂書店のオイリ店長が、はてなでブログをはじめました。店長の視点は、編集屋としても参考になるし、書店人や読書人にも、きっと参考になることが多いことでしょう。 http://d.hatena.ne.jp/oiri/…

編集実況 ――『限界の思考』終盤――

Mさんから「あとがき」の原稿が入る。おそらく私は、筆者の次にそれを読んでいるわけだが、『挑発する知』をつくっているときに、姜さんの「あとがき」を読んだときと同じような感動をおぼえた。売れる売れないは抜きにして、「この本をつくって、よかったな…

編集実況

土日は、近所の根津神社の祭だったが、来年が大祭とのことで、いまひとつ盛り上がりに欠けていた。 『限界の思考』。届いた原稿のチェックを済ませ、印刷屋に送る。のこりはMさんの「あとがき」のみ。これは、最悪の場合でも、入稿の直前に入れればどうにか…

速報!――『限界の思考』について――

ようやく『限界の思考』の原稿がそろいました。やった、やった! これで10月20日に、仲正さんの『デリダの遺言』とともに出せそうです。ほんとうにお待たせしてしまいました。 お待たせしただけの内容のものが、できそうな予感がします。ちょっと大げさかも…

現代思想はどうなのでしょう?

内田さんによる痛快な「コバンザメ」批判です。「現代思想」業界もけっこう似たような状況であるように思えるのは、私だけなのでしょうか? http://www.tatsuru.com/cgi-bin/mt/mt-tb.cgi/1234

仕事の合間に

ゲラばかり読んでいると、集中しすぎて頭が痛くなる。そんなときは、テレビを観たり、週刊誌を読んだり……。 そんなわけで、昨日発売の「ニューズウィーク日本版」を読んでいるわけです。メインタイトルが「ニッポンを変えた男」。徹底的した地方取材の成果に…

更新する時間がありませぬ……

2冊同時発売という、労力的にも経済的にも、ひとり出版社がやってはいけない禁断の果実に手を出してしまったことから、まずは労力的に、ただいまたいへんなことになっております。 2冊分のゲラが机のうえに高く積まれ、それを1枚ずつアカ入れする日が、すで…

久々の編集日記

『限界の思考』、第2章の原稿が入りました。残るは第3章のみ。予定どおりに発売できそうな「予感」がします。ほんとうにお待たせして、申し訳ありません。

仲正×北田トーク

雨模様であり、大澤×見田トークと時間が重なっていましたが、おかげさまで100人弱の方がトークを聞きにきてくれました。来ていただいた方がたに、感謝いたします。 ロマン主義を中心とした議論をすすめる予定でしたが、北田さんからの『嫌韓流』という漫画の…

本のこと、トークのこと、そして9.11同時多発テロのこと

仲正本の初校が出ました。懸命に読んでいます。この本は、作業が順調にすすんでいるので、予定どおりに発売できそうです。しばらくしたら、装丁の写真を貼りつけます。一方、『限界の思考』は、いまだすべての原稿が集まらず……。これ以上の発売日延期は、読…

テレビの「やらせ」と「演出」

ワイドショーのネタチェックで毎日お世話になっている「★てれびまにあ」(http://tvmania.livedoor.biz/)というブログがあります。テレビ好きの私には、たまらない情報が毎日、提供されています。おそらくテレビ局の内部事情に、かなりくわしい方が書いている…

マスコミではなくてマスゴミ!

東大の安心安全セミナーで講義を拝聴した平川秀幸さん(京都女子大学現代社会学部助教授。専攻は科学哲学、科学社会学。私と同じ年齢!)のブログが面白い。 昨日のエントリーは「9月11日は日本マスゴミ死亡宣告の日?」。マスコミ(マスゴミ)による世論調査の…

「加害者の証言」の意味 その2

昨日の記事のつづきです。これは『週刊金曜日』(309号、2001年3月31日)に掲載されたものです。こうした出来事が、わずか30年前に起きていたことは、覚えておいていいと思います。 ポト時代が終わった79年からしばらくのあいだ、いくつかの派閥に分かれて戦っ…

刊行おめでとうございます!

宮台さんの新刊『サブカル「真」論』が発売になりましたね。 でも、装丁が…………。 http://www.miyadai.com/actions.php?action=plugin&name=TrackBack&tb_id=299

びっくしたニュース

その1) 作家の見沢知廉さん自殺 http://www.yomiuri.co.jp/national/culture/news/20050908i507.htmけっこう今後の活動に注目していたのですが……。 その2) 「毎日かあさん」論争、表現の自由か教育的配慮か http://www.yomiuri.co.jp/national/culture/news/…

「加害者の証言」の意味 その1

前回のブログで、戦争を評価するうえでの加害者証言の重要性についてふれました。ただただ文献を読んだだけでそう判断したのではないし、適当に思ったことを場当たり的に書いたわけではありません。一応、農村調査や取材をとおして、そう思うにいたったとい…

インリンのブログと歴史認識

ブログをまわっていたら、セクシータレントのインリン・オブ・ジョイトイが書いているブログにたどりつきました。タレント的日常が、おもしろおかしく書かれた内容なのですが、ときどき「あえて」議論を巻き起こすようなことを書いたりしています。ご存知の…

ご近所の古本カフェ

我が家から徒歩3分のところに、「ふるほん結構人ミルクホール」というレトロな雰囲気の古本カフェがあります。うまい珈琲を出してくれる店です。 古本ではありませんが、ぜひ弊社の本も売ってもらいたいと思い、去る日曜日に『挑発する知』と『日常・共同体…

ブッシュも焼きがまわったのでしょうか?

『日刊ベリタ』(2005年9月1日付)でこんな記事を読みました。以下に転載します。 進化論に対抗し、神の「知的計画」 米で影響力増すキリスト教原理主義 ブッシュ米大統領が最近、キリスト教原理主義者らが唱える「知的計画(ID)」を、ダーウィンの進化論と…

衆議院議員選挙の不在者投票

次の日曜は仲正×北田トークの日なので、昨日、はじめて不在者投票なるものにいってきました。衆議院議員比例代表と小選挙区、ならびに第19回最高裁判所裁判官国民審査の投票です。 9月4日から10日まで、午前8時から午後8時の時間帯で投票できるのですが、投…

『デリダの遺言』の序文

お待たせいたしました。仲正昌樹著『デリダの遺言』(10月20日発売予定)の序文を、以下に掲載します。感想などありましたら、ぜひコメント欄に書き込んでください。ちなみに、同書のサブタイトルは「『生き生き』とした思想を語る死者たちへ」です。 序文 本…

速報 ――『限界の思考』の発売日について――

宮台真司・北田暁大著『限界の思考』の発売日ですが、10月20日に決定いたしました。発売日の度重なる変更で、読者や書店人に迷惑をかけてしまったことを、この場をかりて深くお詫びいたします。 なお、10月20日には、仲正昌樹著『デリダの遺言』も発売いたし…