2005-06-01から1ヶ月間の記事一覧

峯田さんの日記が面白い!

尊敬している編集者・末井昭さんの日記で、銀杏BOYZの峯田和伸さんのブログがあることを知りました。勝手ながら峯田さんは、素直に、直感的に、毒づきながら、正直に生きている貴重な人だなあ、と思います。そのことは楽曲にもあらわれていますし。 「シコり…

仲正さんの「まえがき」を公開した理由

昨日、仲正さんの文章をブログにアップしました。本来ならば、自身のブログにそれをアップすればいいのですが、仲正さんはブログをやっていないので、ここで公開した次第です。 すでに本を買っていただいた方のなかには、「買った本の内容を公開すべきでない…

仲正昌樹さんによる『日常・共同体・アイロニー』の「まえがき」をアップします

宮台さんと仲正さんの共著『日常・共同体・アイロニー』(双風舎)が出てから、すでに半年くらいたちました。 最近、仕事の都合で、グーグルにて「仲正昌樹」を検索する機会が多いのですが、かなり上位に宮台さんによる同書の「あとがき」が引っかかることに気…

タイガー&ドラゴンが終わった

最終回では、2回泣きました。西田敏行と鶴瓶が対話するシーンと、岡田が「俺は寿限無でもやればいいんだから」といって長瀬を高座にあげるシーン。 ドラマで泣いたのは、「傷だらけの天使」最終回で、修がアキラの亡骸をドラム缶に入れ、夢の島に捨てにいく…

引き続き『現代思想』について

昨日のブログで『現代思想』誌について書いたところ、いくつかのコメントをいただきました。以下、その応答をふくめて、私の思うところを記します。 私は、丸川哲史さんがコーディネートする竹内好研究会で同誌編集長とご一緒したり、双風舎の著者たちと対話…

『現代思想』について

ピエール梶さんによる以下のご指摘は妥当。二つの雑誌とは『現代思想』と『ユリイカ』のことです。 http://d.hatena.ne.jp/kaikaji/20050623#p2 しかし昔はこの二つの雑誌はもう少し似たような雰囲気をかもし出していたような気がするのだが・・いつからこん…

助けてください!

宮台×北田本『限界の思考』の脚注をつくっているのですが、以下の人物に関する情報がどうしても得られず、困っております。どなたかご存知の方がいたら、メールでご教示いただけませんか。 こんなことをブログでお願いしているのは、とても恥ずかしいことだ…

武田徹さんが企画したジャーナリストセミナー

いまの日本、そして世界が、さまざまなリスクに覆われていることは、時々刻々と伝えられるマスコミ報道などにより、すでに誰もが感じていることでしょう。 リスク社会を見つめ直す場合にたいせつなことは、大きく分けてふたつあるような気がします。第一に社…

マネーの記事について

前々回に「週刊SPA!」の話題を取りあげました。話の流れで、巻頭コラムに関する記述になってしまいましたが、ほんとうはマネー記事について書こうと思っていました。よって、今日はマネーに関するネタを取りあげます。 編集作業の実況は、著者からの原稿が入…

宮台真司×北田暁大著『限界の思考』の発売日

諸般の事情で作業が遅れております。申し訳ありません。 現状では、7月25日には発売する予定です。とはいえ、すこし遅れてしまうかもしれません。 遅れている最大の理由は、おふたりが大幅に加筆していることです。北田さんが本書の「まえがき」で触れている…

倉田真由美×宮台真司トークセッション「君の瞳に恋してる!?」

本日、青山ブックセンターのKさんや企画室の方がたと、現場を見ながら打ち合わせをしてきました。 ウイメンズプラザでイベントをやるのは、はじめてです。ホールは円形で、設備は充実。とても機能的なつくりです。最大270人くらい座れるとのこと。すくなくと…

宮台思想塾 ――お題は竹山護夫著『北一輝の研究』――

なんとか参加しつづけています。数回前から、ちらほらと社会人参加者の姿が消え、今日はほとんどいなかったのでは? みなさん、忙しいのでしょうね。 今回は、前半が前回のつづき(松本健一著『竹内好「日本のアジア主義」精読』)でした。松本さんが、竹内好…

週刊SPA!の巻頭コラムについて

今日は火曜日。さきほど「週刊SPA!」が届きました。 じり貧だった旧「週刊サンケイ」から決死のリニューアルを遂げ、「マネー」「恋愛」「遊び」を柱にした企画でそれなりの部数を発行している雑誌です。 一応、週刊誌のなかでは、サブカルチャー関連の記事…

人生の教科書

藤原和博さんと宮台真司さんが編集した『人生の教科書 [よのなかのルール]』が文庫になりましたね。 「宮台真司って、何か軽い感じで嫌だ」とか「援交だテレクラだといっている学者なんて……」という声を、先日も聞きました。宮台さんについて、そういう評価…

Musical Button

MakisiさんからMusical Buttonが回ってきました。 はてなダイアリーをつけて47日目のわたくしには、バトンを回すべき方がたの名が、残念ながら浮かびませぬ……。 ですから、「バトンをわたす5名」という部分を後回しにするという、掟破りの逆サソリ(by 長州力…

仲正昌樹さんの本が晶文社から出ました!

昨日、仲正さんの新刊『なぜ「話」は通じないのか―コミュニケーションの不自由論』(晶文社)を買いました。内容の吟味は専門家にまかせます。かなり面白いので、みなさん買いましょう。さまざまな場面で「話」が通じなくなっていることを、みずからの体験や経…

カンボジアで監禁事件がありましたね

昨日、カンボジアのシエムレアップ(アンコール・ワットのある町)で、監禁事件があったようですね。テレビで「カンボジア」のネタを見聞きするのは久々だったので、ちょっと驚きました。そして、ニュースを見ていて、日本人がからんでいるから、カンボジアの…

壊れる芸能人 2

マツケン・ヒトシくん問題で、いくつかコメントをいただきました。応答は長くなりそうなので、日記で書くことにしました。 彼らが出る番組をすべてチェックしているわけではないので、「いつからやっている」という点でご教示いただいたことには、感謝いたし…

壊れる芸能人

会計の方が今日の午前中にくるので、徹夜で伝票整理でした。といっても、5月分の領収書の明細や現金の出入りを現金出納帳に記入し、郵便振替の受払通知書を整理し、請求書をまとめれるだけの作業。それ以降の作業は、会計事務所にお願いしています。 それく…

会社の話 20

「会社の話 19」で、編集作業がはじまると「時間がない」と書いた。にもかかわらず、私は連日、長文のブログを書いている。なぜ忙しいのに、ブログを書けるのか? 時間は突然、やってくるからだ。 著者にわたした(送った)原稿を、いかに早く戻してもらうのか…

新聞広告料の「はてな」

新聞と出版がらみで、ネタをひとつ。現状で双風舎は新聞広告を出していない(出す資金もないし、必要性も感じない)ので、新聞広告料について書いちゃいましょう。 新聞の1面下部にある3段8切り広告を、業界では「サンヤツ」と呼びます。出版社が新聞社(または…

谷根千の「古本屋ごっこ」

本日付の読売新聞27面に、4月に谷根千でおこなわれた「一箱古本市」に関する記事が、かなり大きく掲載されていました。 見出しのみ取りあげると、「楽しい“古本屋ごっこ”」「素人がイベント」「ネット普及で根付け簡単」といった感じ。当日の様子や南陀楼綾…

もっとクドカンの作品を観たくなりました

クドカンこと宮藤官九郎が脚本を担当したドラマ、「木更津キャッツアイ」をDVDで観ました。「池袋ウエストゲートパーク」にはかなわないものの、「野球好きの仲間=泥棒」という物語の奇抜さと、ドラマ1回分を野球にならって表裏に分ける斬新な構成により、…

華氏911

マイケル・ムーアの「華氏911」を、ようやく見ることができました。 ブッシュやネオコンの面々が党派なら、ムーアも党派であるということ。編集された映像は、ムーアが恣意的に選択したものであること。つまり、この映画を持ってブッシュとムーアのどちら…

昨日のページビュー

驚きました。昨日、1日で1000ページビューを超えました。これまで600が最高だったのですが、大幅に記録更新です。 みなさんが何を読みに来ているのか。「本が売れるという幻想について」(6月4日)というページです。それも、嬉しいことに、アキバ系やオタク系…

宮台さんの「亜細亜主義」をどう考えるか

前回、カンボジアの現代史を事例にして、歴史上の出来事(とりわけ戦争)の本義と実践が、いかに乖離しているのかを検討してみました。乖離している、といっても、本義を定めた当初は実践が乖離していなかったが、だんだんと乖離してしまった場合と、本義を定…

亜細亜主義を議論する前提

さて、ウォーターゲート事件の話題の次に、今回のお題であるアジア主義の検討に入りました。 松本健一さんの本の前半は、竹内好が『現代日本思想大系 第九巻』(筑摩書房)で書いた解説「日本のアジア主義」をそのまま掲載しています。まずは、この前半部分の…

宮台思想塾――お題は、松本健一著『竹内好「日本のアジア主義」精読』――

宮台さんは冒頭で、ウォーターゲート事件のときにワシントン・ポストの記者に内部告発をしたFBI副長官の話しをしました。もう新聞で大きく取りあげられたので、ご存知の方も多いかと思います。ディープスロートことマーク・フェルトのことです。かなりくわし…

武田徹さんの日記から、報道の裏と表を考える

ブログをやりはじめてから、武田さんの「オンライン日記」を読むようになりました。それ以前は、「週刊SPA!」でときどき見かけた記事を読むくらいでした。 同日記を読めば読むほど、同世代のジャーナリストで、これだけバランスのとれた「正論」が書ける人が…

くらたま&ミヤダイの恋愛学講座、開講します!

『だめんず・うぉ〜か〜』(「週刊SPA! 連載中)でだめ男に引っかかる女の実態を描きつづける漫画家・倉田真由美さん。『原論』や『不純異性交遊マニュアル』などで、男女関係に関する鋭い考察を展開する宮台真司さん。 このおふたりが、恋愛について徹底討論…