2006-02-01から1ヶ月間の記事一覧

『月刊実話GON!ナックルズ』発売

ミリオン出版より『月刊実話GON!ナックルズ』が発売になりました。 今回は、とくに第一特集の「極左アウトロー伝説」がおもしろかったです。「ゲバ学研究」という記事では、立て看板やビラ、落書き、ヘルメットなどに書かれた左翼の「ゲバ字」に注目してい…

シンドラーのリスト

おくればせながら、スピルバーグ監督の「シンドラーのリスト」を観ました。ラストシーンで、不覚にも号泣しました。 当たり前なのかもしれませんが、戦時下で人を救うのは、多くの場合、商売をやっている人だったりするんですよね。権力はカネに弱い。 カン…

アマゾン「なか見!検索」って、どうよ?

1月29日付の業界紙「新文化」の1面に、「アマゾン『なか見!検索』についての紙上議論」という記事が掲載されました。「紙上議論」は、言語学出版社フォーラムという組織の代表である岡野秀夫さんによる、「アマゾンに対する危惧」という文章を基本提言とし…

『新潮45』が出ました!

先週木曜の東京MXテレビ「5時に夢中!」で、コメンテーターの中瀬ゆかりさん(『新潮45』編集長)と岩井志麻子さんが出ていて、岩井さんが何の脈絡もなく韓国の飲み屋の店長に文句をいっていました。なんでだろう、と思っていたら、『新潮45』のカラーグラビア…

北田さん、「文學界」に連載開始!

おくればせながら、北田さんが連載をはじめた「文學界」3月号(文藝春秋)を購入。 連載タイトルは「思考の遊歩」。今回は、「音声中心主義的パーソナリティ」というテーマで、昨年、精力的におこなった対談などの「お話し企画」について記述しています。 北田…

後出しジャンケン

ライブドア事件について、ライブドアのwebページで、山形浩生さんがコメントしています。 → http://blog.livedoor.jp/ld_opinion/archives/50214752.html東浩紀さんが『論座』3月号へ寄稿した文章について、「ホリエモンに夢を託すのは現実逃避だ、とかいう…

可能性の満ちた論考が、自在に参集する場

講談社から「RATIO」という雑誌が出ました。突然、amazonの検索で引っかかり、さっそく取り寄せてみました。「本」という雑誌の別冊で、ISBNがついているので書籍扱いの雑誌です。以下、講談社のwebページより「刊行の辞」を部分引用します。「可能性に満ち…

ひこうき雲

空がきれいでした。昨日、東京都江東区の漫画喫茶で、ある女性が新生児を捨てたそうです。赤ちゃんは女児で、身長約38cm、体重1000g。店員が発見し、病院に運ばれたが死亡。女性は、いったいどんな気分で、赤ちゃんを捨てたんでしょうね。 きれいな空に、ひ…

吼える男

内藤朝雄さんが「図書新聞」で、月に一度の時評を連載するとのこと。 今回のお題は、「日本国憲法の価値は、『人類普遍』の人権、自由、平等でなければならない」。 論壇の吼える男として、邁進していただければと思います。 高速道路を疾走するのはいいので…

激高老人の声を聞きましょう

やはり、こういうご時世だからこそ、こういう文章を読んでおかねば。ちなみに、激高老人の正体は、社会学者の作田啓一さん(1922-)でございます。http://gekko.air-nifty.com/bc/2006/01/post_d1ae.html

宮台思想塾

ひさびさに参加しました。 テキストは、竹内洋著『丸山眞男の時代』(中公新書)です。 なぜ丸山さんが、いまの論壇で参照項たりえないのか。部分的な人びとだけにしか評価されないのか。そのことを考えていくと、現在の知識人の在り方にいきつく。そのような…

缶コーヒー2本で、ノスタルジーを手に入れる

昨日、セブンイレブンの飲み物コーナーにいったら、缶コーヒーを2本買うと「甦る絶版名車 スーパーバイク・コレクション」と称して、小さなバイクのフィギュアをもらえることを知る。 で、そのフィギュアにどんなバイクが含まれているのかを見たら、私が乗っ…

ライブドア事件と呪われた部分

「ある往復書簡」と題された2月8日付「きっこの日記」は、かなりインパクトがある内容です。日常的なメディア報道においてはおそらく見えないような部分を、そして何よりも不気味な部分を、あからさまにしつつあります。エイチ・エス証券の野口英昭副社長が…

性職者の生き様

『16歳だった――私の援助交際――』(幻冬舎)で衝撃デビューをはたしたフリーライターの中山美里さんが、第二弾となる著作を出しました。『性職者の人々――あの世界の仕事師たち――』(宙出版)。オビには「性の最前線で光り輝く17人のプロフェッショナルたち。彼ら…

ハマのメリーさん

私が横浜に住んでいたのは、1982年から90年の8年間でした。 中区で暮らし、働いていたのは横浜港周辺だったので、伊勢佐木町は「庭」のような場所でした。 その伊勢佐木町のメインストリートに、ときどき夜中にあらわれる真っ白なおばあちゃんがいました。う…

住民投票の10年を考える

知人の手がけた番組が、今晩放送されます。ぜひご覧になってください。 以下、NHKのwebページから引用します。 NHK「ETV特集」(第2部) 『住民投票の10年 民主主義はどう変わるのか』 2月4日(土) 教育テレビ 22:45〜23:30 「日本の議会制民主主義をこ…

ふたたび「ホテル・ルワンダ」について

以下、昨日のつづきです。さきほどテレ朝「虎ノ門」を観ていたら、「こちトラ自腹じゃ!」という井筒監督が自腹で映画を観て、その映画を批評するコーナーで、「ホテル・ルワンダ」が取りあげられていました。辛口批評の井筒さんが、めずらしく星三つの満点…

映画「ホテル・ルワンダ」を観る

さまざまな感想や批評がネット上で書かれている「ホテル・ルワンダ」。 シアターN渋谷(旧ユーロスペース)で観てきました。 以下、感想などを。一部、ネタばらしが含まれますので、観てない方は観てから読んでください。まず、日本人である私たちが、あまり想…

本田さん&内藤さんとカラオケ・ナイト

昨晩は、新宿でカラオケ三昧でした。メンバーは、本田由紀さんと内藤朝雄さん、そして本田さんの教え子が数名。 本田さんの歌唱力に驚愕しました。いろんな歌を知っているし。また、内藤さんの歌のレパートリーが、思ったよりも多くて驚きました。「どんぐり…

「新潮45」を読みましょう!

頼み事があって、「新潮45」の中瀬編集長とメールでやりとりしました。 中瀬さんと出会ったのは、3年前のいまごろでした。私はK社で働いていたときに、俳優の高嶋政宏さんの『高嶋兄』という本をつくりました。ちょうど政宏さんの父である高島忠夫さんが鬱…

久々の編集日記(および現状報告)

すごく久々に編集日記などを書いてみます。 といっても、ずいぶん先まで新刊を出す予定がないので、編集というよりも「仕込み」日記といったほうが正しいかもしれません。チマ・チョゴリ本は、著者の韓さんが学業に忙しいため、昨年末からストップしています…