『いじめと現代社会』、おかげさまで増刷が決定!


初版2000部でスタートした内藤さんの『いじめと現代社会』ですが、在庫が100部を切ったので、1000部ほど増刷します。読者のみなさま、ご購入いただきまして、誠にありがとうございます!


じつは、この本の初版は1500部にしようか2000部にしようか、けっこう悩みました。内藤さんの単著である『いじめの社会理論』は少し前の本で、かつ社会学の理論書ですから、この本の刷り部数はあまり参考にはならない。ほかにも『学校が自由になる日』(雲母書房)と『「ニート」って言うな!」(光文社新書)がありますが、これらは共著なので、刷り部数はあくまでも参考程度といったところ。


最終的には、内藤さんと私とで「まずは2000部を売りましょう!」という感じで、かなりアバウトな合意を元に部数を決めたんですよね。結果としては、配本前の段階で1500部弱の注文が書店から集まり、配本後も順調に追加注文をいただけたわけです。平積みにしていただいている書店も多く、書店人のみなさまにも感謝しなければ!


アマゾンドットコムの在庫表示が、なぜかなかなか「在庫あり」になりません。納品先の取次・大阪屋さんに理由をたずねてみましたが、発売日がズレるとしばらく在庫表示が安定しないことがある、とのことでした。そういえば、オビ騒動で発売が1週間ほど延期になりました。いずれにしても、アマゾンさんには初回100部、追加で150部が納品されていますので、売れ行きは順調なのだと思われます。


弊社の書籍はネットに強いので、ぜひともbk1さん(図書館流通センター)にもがんばってほしいと思っています。しかし、bk1さんが弊社の本を売ってくれるのは、配本してからの5カ月間だけ(5カ月間は在庫をストックして、図書館からの注文にそなえる「ストック・ブック」というシステム)で、以降はまったく取り扱ってくれません。これは何とかして欲しいと思っているのですが、交渉してもスルーされてしまっています。K社のときは、いつでもどの本でも大手取次を経由して納品していたから、やっぱ大手取次と付き合いがないとあつかってくれないのかな?


いろいろありますが、『いじめと現代社会』はみなさまのおかげで増刷できそうです。
重ねてお礼申し上げます。ありがとうございます!

いじめと現代社会――「暴力と憎悪」から「自由ときずな」へ――

いじめと現代社会――「暴力と憎悪」から「自由ときずな」へ――