斎藤環さんと茂木健一郎さんの往復書簡がスタートします!


たいへんお待たせいたしました。


6月1日より、斎藤環さん(精神科医)と茂木健一郎さん(脳科学者)の往復書簡が、以下の弊社ウェブページにて掲載開始となります。

http://sofusha.moe-nifty.com/series_02/

この往復書簡は、茂木さんの思想を理解するための入門書ともいえる『脳内現象』(NHKブックス)を、議論のためのおもなテキストにいたします。もちろん、その他の茂木さんの著書や斎藤さんの著作も参照されることでしょう。


初回は、斎藤さんから茂木さんへの書簡です。以降は、設定したテーマとルール(以下を参照)にもとづいて、おふたりに書簡を往復していただく予定です。


■テーマ … 「脳は心を記述できるのか」
■字 数 … 1回の書簡は、400字詰め原稿用紙で15枚〜50枚の分量。
■回 数 … 書簡は一カ月に1通で、10カ月ほど連載。つまり5往復となります。
■期 間 … 2007年6月から翌年3月まで。
■掲 載 … 期間中の毎月1日に、双風舎ウェブページに掲載します。


脳科学精神分析をお互いの視点からながめると、協調や融合もあると思いますし、異論や反論もあるかと思います。主張するべきところは主張して、認め合える部分は認め合う。
学問的な公正さを保ちながら、おふたりが書簡を交わす。そんななかで、専門的でわかりづらい脳(科学)の本質について、読者と共に考えていければと思っております。