くらたま&ミヤダイの恋愛学講座、開講します!


 『だめんず・うぉ〜か〜』(「週刊SPA! 連載中)でだめ男に引っかかる女の実態を描きつづける漫画家・倉田真由美さん。『<性の自己決定>原論』や『不純異性交遊マニュアル』などで、男女関係に関する鋭い考察を展開する宮台真司さん。
 このおふたりが、恋愛について徹底討論します。

 この企画は、「対談を本にしたら、売れるかも」という損得勘定よりも、「このふたりが恋愛を語ったら、どうなるのだろう」というまったく個人的な動機によって、発案したものです。
 けっきょく人って、愛だの恋だのといったことに翻弄されながら、生きていくわけですよね。小難しい社会理論や政治談義を交わしていても、その裏では男も女も「合コン」「援交」「純愛」「不倫」「嫉妬」「結婚」「離婚」「フェチ」などといったことと同居しながら暮らしています。
 でも、何らかのしがらみがあって、そういうことと同居していても、そういうことと同居していることを、他人にいうことができないことが多いのでは。また、すこし興味があるけれど、なかなか踏み出せないでいるようなこともありましょう。
 だからこそ、このおふたりに登場してもらい、タブーなしの議論を展開していただくわけです。秘め事の多い「恋愛」というテーマだからこそ、このふたりなのです。倉田さんのストレートな発言は、すでにご存知の方も多いでしょう。一方、「学者」だとカッコつけて、恋愛のことなど語ろうとしないタダノ教授が多いなか、みずからの恋愛体験と実直に向き合いつつ、それを社会理論へと昇華させている(ちょっと、いいすぎかな)数少ない学者である宮台さん。おたがいに隠し事のないストレートな発言で、トークバトルを展開してくれることでしょう。

 7月21日の夕方に、青山ブックセンター本店(ABC)のうえにある、ウイメンズプラザというところで開催します。このトークセッションに関するくわしい内容は、ABCのwebページ(http://www.aoyamabc.co.jp/events.html#ao20050721_1)をご覧になってください。そして、ぜひぜひご参加ください。損はさせません。

 トークのタイトルは、青山BCにいろいろ提案しました。結果、「君の瞳に恋してる?」を選んでいただきました。いまどき、そんな言葉を口説き文句に使う人はいないかもしれませんが……。このおふたりの口からは、おそらく出てくることはないであろうという言葉だからこそ、あえてタイトルに使ってみたのだともいえます。そんなことをいったら、宮台さんに怒られちゃうかな!?