『現代思想』について

 ピエール梶さんによる以下のご指摘は妥当。二つの雑誌とは『現代思想』と『ユリイカ』のことです。 http://d.hatena.ne.jp/kaikaji/20050623#p2 

しかし昔はこの二つの雑誌はもう少し似たような雰囲気をかもし出していたような気がするのだが・・いつからこんな風になったんだろう?なんか青土社内でも仲悪そう、というか話合わなさそうだな、この二つの雑誌の編集スタッフって(例えば『現代思想』の企画段階でウチダ先生とか小谷野敦に書いてもらおう、なんて話が出たりするだろうか?)。・・あくまでも想像ですけど。

 稲葉振一郎さんによる以下の危惧も妥当。まったく同感です。http://d.hatena.ne.jp/shinichiroinaba/20050624

現代思想』が左翼雑誌になるのがいけないのではない。ダメ左翼雑誌になるのがいけないのだ。

 かなり多くの人が、上記のおふたりのように感じているのに、なぜ変わらないのでしょうか。こうやってネットで取りあげられているうちは、まだ「変わってほしいなあ」という段階なので、救いようがあると思うのですが。「敵」だと思われる人の意見は、読まないのかなあ……。