ブッシュも焼きがまわったのでしょうか?

 『日刊ベリタ』(2005年9月1日付)でこんな記事を読みました。以下に転載します。 

進化論に対抗し、神の「知的計画」 米で影響力増すキリスト教原理主義

 ブッシュ米大統領が最近、キリスト教原理主義者らが唱える「知的計画(ID)」を、ダーウィンの進化論とともに公立学校で平等に教えるべきだと発言、波紋を呼んでいる。知的計画は、地球上の生命の誕生には、創造主の力が働いていたとするもので、多くの科学者が認知している進化論とは、大きく内容が食い違う。大統領の政権与党、共和党リーダーであるフリスト上院院内総務も、大統領を支援する形で、ID教育に賛成の意向を表明するなど、ID推進派の力が勢いを増す気配だ。(ベリタ通信=エレナ吉村)

 ハリケーン被害の救済で失態を演じているブッシュさん。嵐とともに去っていきそうな票を、宗教票を増やして挽回しようということなのでしょうか。小泉首相の「靖国の論理」に似ていますね。
 しかしまあ、「神の『知的計画』」を学校で教えようと、大統領が推進してしまうんですから、すごい話です。

 記事の詳しい内容は、http://www.nikkanberita.com/read.cgi?id=200509011401484