売上800億円!? ――Amazon.co.jp――

 「ASAHIパソコン」の最新号に、トップ記事の扱いで「売上800億円!? アマゾンの成功の秘密を探る」という記事が掲載されていました。
 推定であるとはいえ、この売上金額は、紀伊國屋書店丸善につづく第三位の規模なのだそうです。つまり、日本3位の書店、ということですね。ジャスパー・チャン社長は、顧客満足度の高さが、業績好調の理由だといっています。
 弱小零細規模である弊社のアマゾンの売上状況は、ジュンク堂書店紀伊國屋書店につづいて、やはり第3位となります。「限界の思考」に限っていえば、ジュンク堂書店につづく第2位。売上では確実に、チェーン展開している大書店と肩を並べています。ネット書店とリアル書店の対比については、いろいろ議論があるようですが、弊社にとってのアマゾンは、たいせつなお得意様であることは確かです。
 弊社がお付き合いをしているネット書店は、ほかにbk1があります。こちらの売上実績は、本によってことなりますが、平均するとアマゾンの5分の1くらいです。ちなみに『挑発する知』では「アマゾンが3対bk1が1」であったのが、『限界の思考』にいたっては「アマゾンが10×bk1が1」という比率になっております。
 bk1(=図書館流通センター)には、ネットでがんばっていただきたい。とはいえ、5カ月の在庫期間がすぎると、実売分を精算したうえで、それ以降は弊社の書籍を取り扱っていただけないのは、ちょっと困ります。検索はできても、「現在お取り扱いができません」と表示されてしまうのは、悲しいものです。アマゾンは、弊社のすべての書籍をストックしてくれています。
 余談ですが、アマゾンの「なか見!検索」には、弊社も参加する予定で、ただいま手続きを進めています。