嗤う日本の「証人喚問」

lelele2006-01-17



いま耐震偽装問題にからむヒューザー・小島社長の証人喚問をテレビで見ています。
小島さんの「ちょっと相談させてください」と補佐人に相談してから、「刑事訴追の可能性がありますので、回答をひかえさせていただきます」っていう「嗤うべき証言」は、証言しないことによって質問内容を認めているという、興味深い逆説になっているように思えます。

それにしても、国会議員という大人が集まって、証人の「証言拒否」が大部分を占めるような茶番を、なんだかんだいって容認している様子は、じつにシニカルです。小学生のホームルームだって、もっとまともな議論がおこなわれるでしょう。

国会の証人喚問であのような「証言拒否」が成立する、ということは、覚えておいて損はないですね。私も何か困ったことがあったら、回答をひかえさせていただくことにしようかなあ。(笑)

明朝の、みのさんの怒る顔が、いまから目に浮かびます。