内閣府によるマッチポンプ!?


そうですか。小泉さんのときのTMも「やらせ」の可能性があるんですか。せっかくばれていなかったのに、今回の騒動でばれてしまうかもしれませんね。

以下の記事で塩崎官房長官が「大変遺憾だ。今後、誤解を招くようなことは一切やめる」と火消しをしておりますが、ではいったい火をつけたのは誰なのでしょう。まさに茶番劇。

内容を精査したうえで、その内容に多くの人が納得し、同意するのであれば、教育基本法は改正してもいいと思います。しかし、政府が興行主の茶番劇を根拠に、「なんとなく」とか「いつの間」に改正してもらっては困ります。

さて「他にも同様のケースがあった可能性がある」とのことなので、調査結果がどうなることやら。

「やらせ質問」常態化?八戸では10人中6人に依頼

 内閣府は7日午後、9月に青森県八戸市で開かれた「教育改革タウンミーティング」での質問依頼問題で、当日の質問者10人中6人に質問を依頼していたと発表した。

 小泉内閣では174回のタウンミーティングが実施されたが、他にも同様のケースがあった可能性があるとしており、今後調査を検討する。教育改革に関する過去7回分に関しては、9日の衆院教育基本法特別委員会理事会に調査結果を報告する。

 塩崎官房長官は7日夕の記者会見で、「大変遺憾だ。今後、誤解を招くようなことは一切やめる」と述べ、運営を一新する考えを示した。

 内閣府の説明によると、タウンミーティングでの質問依頼は「円滑に対話を進める」などの名目でしばしば行われ、内部ではこうした質問者を「依頼発言者」と呼んでいた。

 八戸市のケースでは、内閣府は当初4人に質問を依頼したが、4人は教育基本法改正案に直接関係する質問を予定していなかった。このため、文部科学省が用意した同法改正に賛成する質問案に沿った質問をするよう、改めて3人に依頼した。当日は3人のうち1人が欠席したことから、依頼を受けた質問者は6人だった。内閣府は全員に「(質問を)依頼されたことは言わないように」などと伝えていたという。

 内閣府の担当者は教育基本法改正に賛成する質問依頼について、「やらせ質問と見られても仕方がない」と陳謝した。質問内容を指定しない依頼に関しては、「これまでは許容できると考えていた」と説明した。
(2006年11月8日0時32分 読売新聞)