=速報= オビの修正について――内藤朝雄著『いじめと現代社会』――

lelele2007-02-21



先週、新刊の『いじめと現代社会』がオビの誤植により発売延期となったことをお知らせしました。


第一にオビを刷り直し、第二にPP(ビニール)をかけ、そのオビが製本所に納品される。製本所は、第三に誤植のあるオビを本体からはずし、第四に新しいオビをかけて取次に納品する(この第一段階から第四段階までの流れを覚えておいてください)。
そんな流れで、本日、取次のJRCに「オビの付け替えられた本」が納品される予定でした。


ところが……。JRCに納品されたすべての本のオビが、付け替えられていなかったのです。同じことを繰り返して笑いをとるのがドリフのギャグでしたが、オビの間違いを繰り返しても洒落になりません。
超久しぶりに「あきれてものがいえない」状況になってしまいました。


さっそく印刷屋さんに原因をたずねました。オビが付け替えられていなかった原因は、製本所が第三段階以降の作業をまったくしないまま、本日納品したことにあるようです。つまり、先週の半ばに製本所の倉庫に積んであった、修正前のオビがかかった梱包済みの本を、そのまま本日、納品したということなんですね。


すでに配本時期を一週間も延期しています。ご予約いただいた読者も多いし、注文をいただいた書店も150以上にのぼります。
つきましては、著者の内藤さんと相談したうえで、『いじめと現代社会』の初版については、修正されていないオビのまま出荷させていただくことにしました。


くわしい事情については、追ってご報告いたします。
みなさま、ほんとうに申し訳ありません。

自分で書くのもなんですが、「痛いニュース」です……。