マスコミではなくてマスゴミ!
東大の安心安全セミナーで講義を拝聴した平川秀幸さん(京都女子大学現代社会学部助教授。専攻は科学哲学、科学社会学。私と同じ年齢!)のブログが面白い。
昨日のエントリーは「9月11日は日本マスゴミ死亡宣告の日?」。マスコミ(マスゴミ)による世論調査の胡散臭さを徹底追求しています。
Mangiare!Cantare!Pensare! ――平川秀幸研究室ブログ―― http://hideyukihirakawa.com/blog/archives/200509/090338.php
以下、9月9日のエントリーの冒頭部分のみ引用します。
多少、変化は見せつつも、相変わらずマスゴミの世論調査の結果は、ほんとにこの国の「茶色の朝」はもうすぐそこ、というか、レミング(ねずみ)の集団自殺のような状況になってきている。
その一方で、大手マスゴミによる世論操作、あるいは少なくとも偏向報道の疑いもあちこち夕刊紙や週刊誌、ブログで指摘され、思わずその可能性にすがりたくなるような心境だ。
昨晩、某出版社の編集者Oさんと千駄木「あかしや」でいろいろとお話ししました。そして、マスコミ組織のなかで、「体制順応&創造力欠如」的マスゴミになっていないマトモな編集者やディレクターは、きっと全体の1割くらいしかいないのではないか、という話になりました。付き合いのあるテレビ●日やN●Kの中堅幹部も、口をそろえてそういいます。
その1割が組織に存在するだけでも、まだ「マシ」な状況だと私は思いますが、一方でその1割がいなくなったときに、マスコミのマスゴミ化が本格化してしまうのではないか、と危惧しています。