性職者の生き様

lelele2006-02-08


『16歳だった――私の援助交際――』(幻冬舎)で衝撃デビューをはたしたフリーライターの中山美里さんが、第二弾となる著作を出しました。

『性職者の人々――あの世界の仕事師たち――』(宙出版)。オビには「性の最前線で光り輝く17人のプロフェッショナルたち。彼らが仕事観から自らの人生観までを語ったリアルなインタビュー集」とあります。
タイトルを、聖職者に引っかけて性職者にしたのが、なんともいえずいいですね。「聖」と「性」は、紙一重だと思いますし。

中山さんは、私が「これから会ってみたいなあ」と思っている人ばかりに話を聞いています。うらやましいなあ。17人のうち、私が会ったことのある方は、川奈まり子さんと溜池ゴローさん、内藤みかさん、江川達也さんだけです。
中山さんと会ったのは、夫婦仲相談所の二松まゆみさんの出版記念パーティーでした。川奈さんと中山さんとで美女軍団を形成して練り歩いていたところ、内藤みかさんがおふたりを紹介してくれました。
それが縁で、川奈さんのご自宅にうかがって、夫である溜池さんにごあいさつをしつつ、「なんかいいネタ、ありませんかねぇ」なんて話をさせていただきました。
人の出会いっていうのは、ほんとに不思議なものです。

食っていくのには厳しい職種であるフリーライターとして、地道に実績を築いている中山さんに、エールを送ります。
みなさん、ぜひご一読ください。

それにしても、「宙出版」と書いて「おおぞら出版」と読む。なんて壮大な版元名なのでしょう。