昨晩のボクシングですが


初回にダウンをして、終盤はふらふらしていた亀田くんが判定勝ちしたのには、ちょっと驚きました。

判定の際、ひとりめの審判が相手のランダエタに。ふたりめが亀田に……。ここまでは「亀田に一票は番組を盛り上げるためのネタだろう」と思っていました。しかし、三人目が亀田にポイントをいれたとアナウンスされた瞬間、これは八百長なのではないかと私は思いました。

さらに、判定のあと、ランダエタ側の様子をカメラがまったく映さなかったのが不自然。あれだけ大風呂敷を広げた番組なのだから、いくつものカメラが同時にさまざまな被写体を撮影しています。当然ながらランダエタ側を撮影していたカメラはあったのでしょう。そして、当然ながら通常の試合であれば、判定負けした相手サイドの映像も流すでしょう。

そんなことを考えながら、ブログを巡回していたら、藤原新也さんがみずからのブログの「国民的屈辱の一夜」というエントリーで、ほとんど同じような疑問を持ちつつ番組を観ていたことがわかりました。

 → http://www.fujiwarashinya.com/talk/

そして最近、NHKのドキュメンタリーとして亀田一家を取材していた知人のディレクターが、すでに取材を開始していたのにもかかわらず、亀田一家の取材はTBSオンリーになったからということで取材を拒否され、いきなり番組自体がポシャってしまったという事実を知りました。

亀田一家に、いったいどういう力が働いているのでしょう。