2006-01-01から1年間の記事一覧

『週刊金曜日』の「読み方注意!」に書きました

同誌11月10日号の「読み方注意!」という書評コラムで、川北義則著『男の品格』を取り上げました。 この本、ちょっと読んでみると、もっともらしいことがたくさん書かれています。もっともらしい、というよりも、忘れられた常識やごく当たり前のことが書かれ…

水中写真家の中村征夫さんインタビュー、後編です

昨日、後編がアップされたのでお知らせいたします。 ぜひご一読くださいませ。 ココセレブSpecialインタビュー水中写真家の大御所が考えるブログの存在 中村征夫さん(後編)http://celeb.cocolog-nifty.com/interview/2006/11/post_e391.html

内閣府によるマッチポンプ!?

そうですか。小泉さんのときのTMも「やらせ」の可能性があるんですか。せっかくばれていなかったのに、今回の騒動でばれてしまうかもしれませんね。以下の記事で塩崎官房長官が「大変遺憾だ。今後、誤解を招くようなことは一切やめる」と火消しをしており…

内閣府が「やらせ」はマズいでしょう

某MLのように、重要な情報交換をしつつも、一方で反対側の意見を持つ人びとの行動や情報を、重箱の隅をつつくような勢いでチクって、まるで逆バックラッシュをしている(ように見える)のは変だと思いますが、この政府ぐるみの「やらせ」はひどすぎますね。…

A&B (安倍&ブッシュ)

その昔、B&Bというお笑いコンビがいました。1980年代初頭の漫才ブームで頭角をあらわし、一時はツービートよりも人気があったものの、いつの間にか解散してしまったコンビです。 一方のA&Bは、精神論で政策を立てる為政者という点と、どちらも国を代表…

中村征夫さんのインタビュー

書きました。以下で読むことができます。 ユーモアと厳しさをバランスよく備えた、サイコーにカッコいいおじさんでした。 ぜひご一読くださいませ。 ココセレブSpecialインタビュー中村征夫さん 厳しさを乗り越えて出会った水中写真家という天職http://celeb…

授業終了

先月末から毎週月曜、4回ほど神奈川大学で講義をしました(ほんとうは5回ですが、風邪で1回休み)。科目は「経済学特講」で、5人の講師が分担して、それぞれ自分の専門分野(というか専門地域)に関する授業をおこないます。私の担当テーマは「カンボジアの…

『愛国の作法』

最近、創刊した朝日新書のシリーズナンバー「001」。 姜さんの新刊です。 私は、たくさんの本を双風舎から出している宮台さんの考え方を、支持しますし、尊敬してますし、僭越ながら応援もします。しかし、私の個人的な思考からいえば、姜さんの考え方との親…

『デトロイト・メタル・シティ』2巻

あ〜、おもしろかった。デトロイト・メタル・シティ (2) (JETS COMICS (271))作者: 若杉公徳出版社/メーカー: 白泉社発売日: 2006/10/27メディア: コミック購入: 5人 クリック: 49回この商品を含むブログ (547件) を見るオフィシャルサイト→ http://www.youn…

コメントの削除について

いつか述べましたが、コメント欄を解放しているという点で、「書き込みは自由に」というスタンスです。 しかし、「ブログ主の私が」読むのに絶えない内容であるとか、放置しておくのも嫌だと思うもの、さらには信憑性のない陰謀論的なコメントは削除します。…

イベント案内

『冷戦文化論』の著者である丸川哲史さんが、以下のイベントに参加されます。 日本経済評論社『竹内好セレクション』の刊行記念イベントです。 『竹内好セレクション』全Ⅱ巻 刊行記念シンポジウム「可能性としての竹内好」 日時: 2006年12月5日(火曜日) …

デスノート

知人から「ライト派かL派か」と聞かれました。 Lが死ぬ手前までしか「デスノート」を読んでいないので、そこまでのストーリー展開でいえば、私はL派だと答えました。 まあL派といっても、Lが6割でライトが4割といった程度の違いです。ライトの話でいう…

実話ナックルズ GON! 12月号

おもしろい記事がたくさんあります。 ■グラビア「これが韓国の暴走族だ!」 他国の暴走族を見るのは初めて。どこの国であれ、こういう時期があってもいいでしょ。■グラビア「ジョー山中 魂の証明」 歌は一流だが不遇な時期が長かったジョーさんの半生記。お…

笑いは世界を包む

本日未明、テレビをつけてみたら、異国の地で「ひょっとこ踊り」を踊っているふたりのおっさんが目に飛び込んできました。番組表を見ると「FNSソフト工場『北緯32度の旅〜幸せを運ぶひょっとこ踊り!!〜』」という番組でした。 宮崎県にある橘ひょっとこ保存…

F1最終戦 ブラジルグランプリ

誰よりも、ミハエル・シューマッハがカッコよかったですね〜。 マシンが調子悪くて周回遅れになったのに、最後は4位だったし。 実況アナが「シューマッハの近くにいって、ごくろうさまと言いたいですね」といっていました。 妄想ながら、私も言いたいなあと…

どうテンションをあげるか

盟友(というか悪友)の藤井誠二さんが、自身のブログ(「藤井誠二のブログ」)で仕事のテンションについての悩みを書いています。 「みなさんはどうしているのだろう?」→ http://ameblo.jp/fujii-seiji/entry-10018504212.html たしかに、みなさんがどうし…

理由がわからないことの怖さ

先週の土曜日に、「放送禁止5」というテレビ番組を見ました。自殺と復讐がテーマの番組です。 リアルタイムで見ているときには、自殺をテーマにした番組だと思っていました。で、理由もわからず人が自殺していく様子に、寒気をおぼえたものです。なんだか、…

近況

ひさびさの更新です。 ある仕事で中村征夫さん(水中写真家)にインタビューしたり、為末大さん(陸上選手)のインタビューをしたり、内藤朝雄さんの本の準備をしたり、高熱がでたり、……。そんな日々をすごしていました。 熱がでて、大学の講義が一回休講に…

白夜行、グロテスク、僕の歩く道、嫌われ松子の一生

最近、読んだり見たりしたものを箇条書きで。 東野圭吾著『白夜行』(集英社文庫) ドラマでちょこっと見ていたのですが、多忙になり、途中から見るのをやめてしまいました。だから、ほとんど小説で初見だといっていいと思います。 こんなに長い小説を読むの…

「空手バカ一代」&「仮面ライダー」&統一教会

「不思議ナックルズ Vol.8」(ミリオン出版)に興味深い記事が掲載されていました。 それは『「空手バカ一代」と「仮面ライダー」に隠されたメッセージ』という記事です。記事の内容は、第一に「空手バカ一代」(以下、「バカ一代」という)の主人公であり極…

ピタゴラスイッチのファンとしては

これを紹介しないわけにはいきません! フィリピンの刑務所での、囚人のみなさんによるアルゴリズム体操です。

「論座」11月号で双風舎が紹介されました!

はじめて携帯から更新してみます。うまくできるかな? 「論座」11月号の「出版魂」欄で、弊社が紹介されました。まだまだ経験不足の弊社を取り上げていただき、たいへん感謝しております(すでに別の部署に移動されたOさん、ありがとう!)。

田中真紀子議員の代表質問――NHKの番組への政治家介入について――

このブログを書いているいま、田中議員が安倍新首相に国会で質問をしています。 いろいろ質問していますが、ひとつだけ気になったことを。 もう忘れられてしまっているような気もしますが、NHKのETV2001シリーズ「戦争をどう裁くか」の第二回分として、「問…

寝られなくなる本

さきほど千駄木・往来堂書店へ支払いにいったところ、京極夏彦の新刊を見つけてしまった……。 京極の新刊を買うのは、ちょっと勇気が必要です。なぜかといえば、読み始めると止まらなくなるからです。くわえて、たいてい分厚いので、短時間で読むことができず…

小田嶋隆さんインタビューの後編です

先週、お知らせした小田嶋さんへのインタビュー(前編)ですが、本日より後編がアップされました。 辛口な内容のコラムを書かれることが多い小田嶋さんですが、実際にお会いしてみると、物腰はやわらかく、ユーモアにあふれ、まわりに気を配るようなタイプの…

千駄木・往来堂書店で『バックラッシュ!』売り切れ!!!

自分のところで出してる本が、地元の書店で売り切れになったからって、大騒ぎするなよといわれそうですが(汗)、ほんとに小さな街の書店で、約3カ月も平積みにしていただいたうえで、初回配本の10冊が売り切れたというのは、私にはとっても嬉しいことなので…

あのジャック・バウアーが……

アメリカの人気ドラマ「24」に主演しているあのジャックが、カロリーメイトのコマーシャル・フィルムに出ていてびっくりしました。 以上。

谷中にひとり出版社が新登場!

モリモト印刷さんからもJRCさんからも、うちの近所に双風舎と同じ「ひとり出版社」をやりはじめた人がいる、と聞いていました。谷中・根津・千駄木という、出版社をやるのにあたって、ほとんどメリットのない土地で、それもひとりで出版社をやりはじめる酔狂…

アマゾンの『バックラッシュ!』ですが

土曜日に出荷したので、今週はじめには「在庫あり」になります。 これで同書のアマゾン出荷は約750冊となりました。 バックラッシュ! なぜジェンダーフリーは叩かれたのか?作者: 上野千鶴子,宮台真司,斎藤環,小谷真理出版社/メーカー: 双風舎発売日: 2006/06…

『バックラッシュ!』書評@図書新聞

図書新聞10月7日号に『バックラッシュ!』の書評が掲載されました。タイトルは「私たちはどのような社会像をめざすのかを問う『政治』の問題――これまで必ずしもジェンダーの問題にかかわってこなかった人たちにも読んでもらいたい――」、評者は牟田和恵さん(…